3月20日 『新規参入で成功する最新ネットビジネス』

市場シェアマトリックス記事一覧

資金投入戦略

市場シェアマトリクスに各事業を分けたら、次にその事業が健全であるかどうかを判断しなければならない。

負け犬や問題児が多すぎたり、花形や金のなる木が少なすぎるとバランスがとれているとは言えない。
どんな目的、戦略、予算を各事業に割り当てるかを決定しなければならない。

拡大:
必要ならば短期的利益を犠牲にしても、市場シェアを伸ばす。
この戦略は問題児に適している。問題児を花形にするためには市場シェアを伸ばす必要がある。

維持:
市場シェアの維持を目的とした戦略
大きなキャッシュフローを生み出し続ける強力な金のなる木に適している。

収穫:
長期的な影響を度外視して、短期的なキャッシュフローの増加を目的としている。
継続的なコスト削減プログラムを実行する事によって事業からの撤退が決定される。売り上げが落ち込むペースより早くコストを削減し、キャッシュフローを増加させられれば成功と言える。
将来の見通しが暗くて立場の弱い金のなる木があって、そこからキャッシュフローをもっと引き出す必要がある場合に適している。

撤退:
資源をより有効に使えるところが他にあるので、事業を売却または生産することを目的としている。
この戦略は、企業収益にとってマイナスとなっている負け犬や問題児に適している。

成功する事業にはライフサイクルがある。
問題児としてスタートし、花形となり、それから金のなる木となり最後に負け犬となる。

企業は事業の現在のポジションを調べるだけでなく、動画のようにポジションの動きも研究しなければならない。

市場シェアマトリックス

企業の戦略事業単位を明確にする目的は、独立した戦略を策定し、事業ポートフォリオに適切な資金を割り当てることである。

市場シェアマトリクスは次の4つの領域があり、それぞれが4つの事業タイプを表している。

問題児:
高度成長市場を対象としているが、相対的市場シェアが低い事業
多くの事業はすでに市場リーダーのいる高度成長市場に参入するので、問題児としてスタートを切る。
工場、設備、人材への資金投入が必要であるため、多くのキャッシュが必要となる。問題児というのは企業がその事業に資金を投入し続けるべきかどうかを慎重に検討しなければならないからである。

花形:
高度成長市場における市場リーダーで、かつての問題児が成功した事業である。
花形事業は必ずしも企業にとってプラスのキャッシュフローを有無とは限らない。市場成長の速さについていき、競合他社の攻撃を退けるために相当の資金を投入しなければならないからである。

金のなる木:
かつて花形だった事業で、成長の鈍化した市場においても最大の相対的市場シェアを維持している場合をいう。
金のなる木は(規模の経済性と大きな利益マージンのおかげで)企業に大きなキャッシュフローをもたらす。企業は経費を賄ったり他の事業を支援するために金のなる木を利用する。

負け犬:
低成長市場で相対的シェアの低い事業である。
一般に利益が少ないか、損失を出している。
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